北海道には、季節によって姿を消してしまう「幻の橋」があります。
その名も、タウシュベツ川橋梁。
糠平湖の水位によって、橋が見えたり、湖に沈んだりすることから「幻の橋」と呼ばれています。

そんな場所が北海道にあると知ったら、ちょっと見てみたくなりませんか?
これまで北海道のいろいろな場所を車で旅してきましたが、その中でも指折りの絶景と言えるのがタウシュベツ川橋梁です。
いく前に思ったことは

ここ、もっと気軽に行ける場所だと思っていた……
ということ。
いや、もちろん簡単に橋の目の前まで行けるわけではありません。
ただ、タウシュベツ川橋梁について調べていると、
「ツアーに参加しないと見られないの?」
「個人では行けないの?」
「高額なツアーに申し込むしかない?」
と思ってしまう人もいるはず。
もちろん、立入禁止区域や林道の利用ルールなど、守らなければならないことはあります。
この記事では、実際にタウシュベツ川橋梁へ行ってきた道民の目線から、
など、これからタウシュベツ川橋梁へ行く人が知っておきたい情報をまとめてみました。
そして実は、私は冬のタウシュベツ川橋梁にも行っています。(個人で)
夏と冬では、同じ橋とは思えないほど景色が変わります。この記事の前半で夏のタウシュベツ川橋梁を紹介し、
後半では冬のタウシュベツ川橋梁の写真も載せておくので、
「え、冬はこんな景色になるの?」
と、ちょっと驚いてもらえたら嬉しいです。
それでは、北海道の「幻の橋」を見に行ってみましょう。
- タウシュベツ川橋梁ってどんな場所?
- 個人で行くにはどうすればいい?
- ツアーに参加しなくても見られる?
- 夏の見頃はいつ?
- 実際に行ってみてわかった注意点
- おすすめの写真スポット
- 周辺で一緒に訪れたい場所
- 夏と冬では何が違う?
タウシュベツ川橋梁へのアクセス方法

そもそもどこにあるんですか?
まずは場所紹介から。

札幌から距離にして255km。
車で3時間半はかかります。
本州で例えると、
東京から浜松の距離。
もしくは、名古屋から淡路島の手前くらいの距離感がわかりやすいかな?
思ったより遠いと感じた人は、正常です。
私のような北海道各地を日帰りで走り回るのが好きな変態にとってはむしろ”近い”とすら思っています。
本州にいると、県を跨ぐと遠いなあと思っちゃいますが、北海道はそもそも同じ県ですもんね!
休憩込みで札幌からは4時間程度見ておくと良いでしょう。
高速道路を使う場合は、帯広方面からのルートの方が走りやすいです。
冬は絶対に帯広方面からアクセスしてください。旭川からのルート(峠道)は道民でも推奨しません!
帯広エリアに一泊してから、翌朝移動するのも賢いですかね。
帯広周辺のおすすめスポットやおすすめ宿は、また別記事でまとめます。
ツアーで行く方法
これはもう簡単です。
タウシュベツ川橋梁へのツアーは各社から出ているので、ググればたくさん出てきます。
お金がたくさんある方、絶対に失敗したくない方、安心して見学したい方におすすめです。
ガイドさんがいると、この地域の自然の説明や、動物情報、おすすめ写真スポットなどがよくわかると思いますよ。
http://www.guidecentre.jp/pg4700226.html
個人で行く方法
今から紹介する個人で行く方法については、あまり多くの記事が出回っておらず、
情報収集にとても苦労したので、このブログにまとめておきます。
グリーンシーズン(冬以外)に訪れるなら
道の駅「上士幌」にて林道の鍵を借りて橋の近くまで行きましょう!
ズバリこれです。
実はこのタウシュベツ川橋梁、冒頭の写真エリアまで行くためには、厳重な門で閉ざされたゲートを突破せねばならぬということで、勝手に立ち入ることはできないのです。。

うるせェ!!俺は歩いて行くんだ!!ドン!!
という方は、多分行けると思います。でもすっごく遠いです。あと倫理的にどうかと。

林道をしばらく進むとこのような空き地に出ます。広い駐車場です。好きな場所に停めてください。

進行方向右手には、もう素晴らしい景色が広がっています。
駐車場からお目当てのタウシュベツ川橋梁までは、およそ歩いて5分程度。
天候によりますが、ぬかるんだ道を歩いて向かいます。
そうそう、帰りに泥まみれの長靴を入れるために、大きめのビニール袋を車に積んでおくといいですよ!

林の小道を抜け、湖の開けた場所に出ると、そこにはかの有名な橋が見えてきます。
この朽ち果てそうで形を保っているのが、なんとも言えない美しさですね。

橋のふもとにも自由に降りて行くことができるので、散策と写真撮影を楽しみましょう!
おすすめの写真スポットは、まず橋を斜めから煽るように撮影するもの。

上の写真から左手奥に進むと、タウシュベツ川橋梁の全景と湖がバチっと綺麗に望めるスポットがあるので、そこまで頑張って行くのがおすすめです。
水場を通りますので、長靴マストです

30分から1時間もあれば、散策と写真撮影を十分に楽しむことができるかと思います。
夏のタウシュベツ、本当におすすめします。
冬にタウシュベツ川橋梁に行きたいなら

凍った湖の上を歩いていこう!
です。
冬のタウシュベツ川橋梁、本当にすごく絶景なのですが、ツアー参加以外の個人で訪れる情報が皆無でした。なので、私たちが人柱になって体験してきましたので、アクセス情報をシェアします。
ただし、自己責任でお願いしますね!

冬季の場合、タウシュベツ川橋梁のある糠平湖は全面凍結しているので、歩いて渡ることができます。
寒い寒い北海道の中でも、この地域はさらに寒く(標高520m)、とても分厚い氷に覆われることになります。

地元の方はワカサギ釣りなんか楽しんでますね。
mapのピンエリア周辺に車を停めることができるので、そこからはひたすら歩いて目的地まで向かうことになります。

糠平湖エリアは、北海道の中でもそれほど積雪はひどくはありません。札幌の方がよっぽどひどい。
そのため、一歩一歩雪に足を取られるというほどではありませんが、長靴はマストですね。
スノーシューやかんじきがあれば心強いですが、私たちは一般的なスノーブーツで乗り切りましたよ!

道中には変わった形の氷(きのこ氷)や、アイスバブルが至る所にあるので、寒いのに寄り道が捗ります。
もはや道中が楽しい。

これは大人も子供も大喜びでしょう!
もしお子さんが疲れたと騒いでも、一面雪なのでソリにでも乗せて運べばいいのです。

夏と大きく異なるのは景観以外にも、立ち入れる場所の違いもあります。
というのも、夏のタウシュベツ川橋梁は水が張っており、なかなか橋の近くには近づけないのですが、
冬の糠平湖は全面凍結しているので、ある程度近づくことができます。
所要時間は2時間程度見ておけばいいかと。橋までの往復であれば1時間程度です。
タウシュベツ川橋梁を楽しもう
いかがだったでしょうか?
タウシュベツ川橋梁へは、個人でもツアーでも訪れることができます。
安心と確実性を重視する方はぜひツアーでの体験を。
個人で好きなように、自由に楽しみたい方は、この記事を参考に訪れてみてください。
北海道の絶景を一緒に楽しみましょう!
タウシュベツ川橋梁周辺のおすすめ宿
この付近、何にもないでしょ?と思わせて、実はディープな温泉街があるの、知ってました?
その名も、糠平郷温泉です。
糠平郷温泉って?
北海道・十勝の山あいにある、ひっそりとした温泉郷「糠平郷温泉」。
大雪山国立公園の中に位置し、周囲には糠平湖や原生林が広がっています。
観光地として派手な場所ではありませんが、
だからこそ、静かな山の中で温泉に浸かって、何もせずゆっくり過ごしたい人には最高の場所。
「北海道の温泉街といえば登別や定山渓」というイメージがあるかもしれませんが、こういう知る人ぞ知る山の温泉も、北海道の魅力のひとつです。というか、人が少なくて素晴らしいのです。
最高の穴場温泉街と言えるでしょう。
山湖荘

さて、私たちが実際に宿泊しておすすめするのが、この「山湖荘」です。
タウシュベツ川橋梁観光とセットで(そうじゃなくても!)糠平温泉に来るなら、ぜひ泊まってほしい。
正直、ものすごく有名な温泉宿というわけではありません。
大雪山国立公園の山あいにある糠平温泉で、静かな時間を過ごしながら、源泉かけ流しの温泉をじっくり楽しめる宿。
そして山湖荘の大きな特徴が、天然の岩を利用した「洞窟風呂」。

観光地の大型ホテルとはまったく違う、山の温泉宿ならではの雰囲気があります。


とにかくレトロな雰囲気が心地いい!
タウシュベツ川橋梁や糠平湖を観光したあと、ここで温泉に入る。こういう北海道旅行、かなり良くないですか?


そしてこの山湖荘の夕食なんですが、なんと囲炉裏料理として、品数多め山賊料理を楽しむことができます。
これがめっちゃ良かった!!

この物量、やばくないですか?これが囲炉裏にずらっと並んでいるので、壮観ですよ。
また、このメニュー表には食材の産地(北海道産とかね)が記載されているのですが、何かがおかしい。
そうです。エゾシカの石焼き。

ついさっき見たぞオイ・・・

究極の地産地消とはこのことですね。肉質もよく臭みもなく、とっても美味しくいただくことができました。
以下から宿検索できるので、ぜひ一度宿泊してみてくださいね。
また、冬のタウシュベツ川橋梁と山湖荘に宿泊した体験をYouTubeにもアップしています。
良かったらこちらも見ていただけると嬉しいです!
それでは。
